前回のコラム1話完結編で書いておりましたが、意外と長くなってしまい、2話シリーズになってしまいました。
大変申し訳ございません。。。
さて、前回は入居者はおそらく出て行く気はないと判断しました。
そこで、越谷大家はこのような対応を取ってみました。
他にも工夫すればいっぱいあります。
大家業は考えればいっぱい対策を取れるのが面白いですね!!
越谷大家の対応
出て行く気はないと判断+家賃をそこまで下げる必要はないので、
53,000円という妥協しそうな2,000円引きにしてみました。
この根拠としてはマンションの最低家賃が53,000円なのと、
話した感触としては45,000円まで下げないと出て行くという話し方ではなかったので、
少しでも下げれば今後も長く住み続けますよという話し方に聞こえました。
ここを感じ取る能力が一番必要だと思います!!
ここで、
入居者の願いを一つ叶えたら、こちらは最低2個は条件を付けましょう!!
人は自分のお願いを聞いてもらうと聞いてもらった人からの頼みは断れない性質があります。
こちらからの条件
①賃貸借契約書を再度巻き直し。特約として2年以内に退去した場合は違約金として1ヶ月分の賃料を払うとする。
としました。
これで、53,000円×24ヶ月=127.2万円は確保です。
軽自動車が買えちゃう契約ですね。
巻き直しというのも大事な一言。
ここから2年間の安定がスタートします!!
②家賃を下げたことは他の入居者に言わないこと。破った場合も1ヶ月分の賃料を払うこと。この特約も付けました。
これを付けていないと、周りの入居者に言われた日には・・・
全戸家賃交渉が入ってきます・・・
とある人の話しで、入居者同士が仲良くなったそうです・・・
仲良くなって、入居者同士、家賃の話しをしたら、皆さんバラバラの家賃・・・
一致団結してきて家賃交渉し、全戸引き下げないと全員出て行くと交渉され、
結果全戸下げたというお話しがあります。
ここは今回の特例で下げる意外にも、
入居者に言わないよう契約の度に、特約を付けても良いぐらいだと私は考えます。